美容室の創業融資を申し込む前に必ず確認して欲しいこと!!パート②

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美容室の創業融資を申し込む前に必ず確認して欲しいこと!!パート②

美容室の創業融資を申し込む前に必ず確認して欲しいこと!!パート②

 

『美容室の創業融資を申し込む前に必ず確認して欲しいこと!!パート①』

 

前回のパート①では、準備不足のまま、創業融資を申し込んだ場合に起こる可能性があるリスクについてお伝えしました。

 

今回のパート②では、具体的に、どういった要件を満たしていれば、スムーズな融資が可能なのかについてご説明いたします。

 

現在の状況から、今時点で準備が万全なのかどうか判定できるようにご説明しますので、開業準備中の方は、ご自身の状況にあてはめて、参考にされてください。

 

融資申し込みにあたり必要なこと

 

1.クレジットカードや自宅の家賃、携帯代、水道光熱費などの支払が遅延していないこと。

 

2.業界での職歴が、一定年数以上あること。

 

3.自己資金があること。

 

4.親族からの援助があると、より良い。

 

5.融資希望額は、一定の条件を満たしていること。

 

6.1,000万円以上の融資は、かなり厳しい。

 

1.各種公共料金等の支払が遅延していないこと。

 

融資の面談時には、個人の通帳過去6カ月分のコピーを提出しなければいけません。

 

その際、融資の担当者は、これから創業する予定の方が、きちんとお金の管理ができているかを確認します。

 

具体的には、クレジットカードや家賃、携帯代や公共料金などがきちんと決められた日に引き落としされているかです。

 

これから創業するということは、過去の創業実績はありません。

 

そのため、お金にルーズな人でないかどうか、人物像が非常に重要視されるということです。

 

2.業界での職歴が、一定年数以上あること。

 

絶対のこの年数、職歴が無いといけないという訳ではありませんが、その業界での充分な経験をもった実績としての理想は、7年以上です。

 

美容師さんの場合は、具体的に開業を考えるのは、30代の方が圧倒的に多いため、おそらくほとんどの方が、7年以上という条件は、満たすと思います。

 

3.自己資金があること。

 

自己資金とは、「自分が働いてもらった給料から、将来の目標に向かって、毎月こつこつと積み立てた資金」のことをいいます。

 

そのため、毎月の積み立て状況が分かるように、融資の審査時には、6カ月分の通帳のコピーの提出が必要となります。

 

この自己資金ですが、美容室開業の場合、理想は、300万円です。

 

もちろん理想ですが、融資額を多く希望される場合は、これに近い自己資金が求められます。

 

給料が低い、奨学金の返済がある、家族がいて生活費が多くかかるなどの個人の事情もあると思います。

 

この場合、300万円という金額は困難でも、毎月1万円でもいいので、こつこつと積み立てを行っていくことが必要です。

 

これから創業融資を受けようとしている場合、最低でも100万円以上は、自己資金の積み立てを行ってください。

 

自己資金の注意点!!

 

自己資金の理想は、300万円。

 

最低でも100万円以上必要な自己資金ですが、タンス預金は認めらませんので、ご注意ください。

 

いきなり通帳にボンっとお金が振り込まれても、それは、自己資金とは認められません。

 

あくまでも、自己資金は、努力の過程が分かるように、通帳に積み立ての記録を残しておく必要があります。

 

4.親族からの援助があると、より良い。

 

自己資金が不足している場合などに心強いのは、親族からの援助です。

 

もし、創業を応援してもらえるのであれば、親族の名義で、通帳に振り込みしてもらいましょう。

 

親族から返済不要の援助がある場合は、自己資金の不足をカバーすることができます。

 

5.融資希望額は、一定の条件を満たしていること。

 

美容室の開業には、不動産の初期費用や内装工事費を含めて、平均約1,000万円のお金がかかります。

 

美容室を開業する方が受ける一般的な融資額の平均は、700万円です。

 

融資希望額の目安

・(自己資金 + 親族からの援助)の2~3倍です。

 

融資希望額の例

 

・例えば、自己資金が300万円で親族からの援助が0円の場合、自己資金の2~3倍が目安ですので、融資希望額の目安は、600万円~900万円ということになります。

 

・また、自己資金が200万円で親族からの援助が100万円の場合も、同様に600万円~900万円となります。

 

自己資金が少ない場合

 

自己資金の理想は、300万円といいましたが、頑張ってみたけれど、現実的に貯めることができた自己資金が100万円だった。

 

自己資金の2~3倍が目安であれば、美容室の開業には平均1,000万円かかるのに、融資の目安は、200万~300万円となってします。

 

このままでは、いつまで経っても開業ができないのはないか?と思うかも知れません。

 

この場合でも、あきらめることはありません。

 

100万円貯めた自己資金が、きちんと通帳に記録が残っており、努力したことが証明できるのであれば、自己資金の不足分を人物像と計画性でカバーすることが可能です。

 

自己資金が100万円の場合、自己資金の2倍~3倍という基準を超えてしまいますが、人物像と計画性でカバーできるのであれば、融資額500万円ぐらいが上限目安となります。

 

自己資金と融資額を合わせて、500万~600万円ぐらいになりそうな場合は、家賃の安い物件にする、物件のスペースを抑えて工事費用を抑える、シャンプー台など中古品を探す、セット面の数を減らすなど、工夫することで、店舗開業は充分に可能です。

 

上を見ればキリが無いので、自分ができる範囲で工夫して実現していくことも大切です。

 

6.1,000万円以上の融資は、かなり厳しい。

 

「せっかく開業するのだから、大通りに面した立地のいいところに立派な店舗を作りたい!」

 

誰でも思い描くことがだと思います。

 

もちろん自己資金で準備できればいいのですが、1,000万円以上の資金を準備できる方はほとんどいません。

 

「融資を1,000万~1,500万円ぐらい受ければ、立派な店舗を作って、資金にも余裕ができるのでは?」と思ってしまいます。

 

ですが、注意が必要です。

 

先ほど、ご説明したように美容室で開業する際に受ける融資の平均額は、700万円です。

 

なぜ、みんなもっと多く借りないのかな??と思うかも知れませんが、それ以上の金額だと融資が通らないからです。

 

これから開業しようする美容室さん

 

まだ開業もしていないので、経営者としての確かな実績がない。

 

あるのは、思い描く計画のみ。

 

この状態で、1,000万円を超える多額の融資は、審査に通りません。

 

1,000万円未満の融資であれば、融資を担当する日本政策金融公庫の支店長の決裁でいいのですが、1,000万円をこえる場合は、本店の審査部の決済をとる必要があるため、よほど飛び抜けた人物像や実績が無ければ、一般的には審査に通らないのです。

 

無理な融資を通そうとしても、公庫の担当者からもう一度、考え直してくださいと言われるだけです。

 

下記に、これまでの融資相談実績から得た経験をもとに、美容室開業にかかる費用などをまとめていますので、独立を考える際の参考にされてください。

 

その他、美容室開業にあたってのお役立ち情報はこちら。

 

『美容室で面貸しする場合の注意点!!オーナーも働く側も気をつけておくべきこと。』

『美容室開業にかかる費用ってどのくらい?美容室の開業資金-その1』

『美容室開業にかかる費用ってどのくらい?美容室の開業資金-その2』

『美容室開業にかかる費用ってどのくらい?美容室の開業資金-その3』

『美容室の開業資金の準備状況はどうなっているの?日本政策金融公庫の実態調査から。』

『前オーナーから事業譲渡により美容室を引き継ぐ場合の注意点!!』

『美容室開業前に整理しておきたいこと!!近隣競合店との差別化を目的として。』

 

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